本を読む…源氏物語の花

田辺聖子の「新源氏物語」上中下を読み、続編の宇治十条まで終わりました![]()
心は源氏物語世界にどっぷりで、さらに源氏物語の花が出ている写真集&解説本、「源氏物語の花」青木登著を読みました。
物語には四季を通じて、たくさんの草花が出て来ます。恋文に添えたり、女性を花の名で呼んだり、邸宅の庭に植えられていたり。
でも名前を聞いても分からない花がたくさんで、この本の写真は参考になりました。花の色や形がわかると物語が彩りを増し、身近なものになります。
うちには撫子だけがありました。これは四季咲きの現代の花で、ほんとにさむい真冬から咲きだして、いまはたくさん咲き乱れています。
さて、田辺さんの源氏物語。久しぶりにやめられない止まらない恋愛小説を読んだ感じです。次どうなるの?というワクワク感は、きっと紫式部と同時代の女官達?も味わったものでしょう。超イケメンの光源氏が次々と許されない恋、行きずりの恋、様々なタイプの魅力的な女性と恋愛を重ねるわけです。
光源氏を巡るいくつもの恋物語が続いて行きますが、結局は母親を子どもの頃になくし面影を追い続ける源氏は死ぬまで満たされず、渇望の中で果てて行きます。生=苦という仏教の世界観があるようです。一番愛された紫ノ上も、源氏の愛情を確信できず、尼になり死んで行きます。かわいそうで、紫ノ上の死の場面では号泣してしまいました。
これを書いた紫式部はどんな人だったんだろう。しばらくは源氏物語マイブーム続きそうです。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)



最近のコメント